フォレストの役割について

フォレストの役割について

フォレストの役割について フォレストはアクティブディレクトリでの管理単位のことで、信頼関係にあるドメインをひとくくりにしたものです。ドメインの親子関係、縦の繋がりを持っていることをドメインツリーといいますが、それに対してドメイン同士の業務提携、横のつながりのことをフォレストと言います。まったく別のドメイン同士でも業務提携をすることで同じものとして括れます。

どちらも信頼関係があるドメイン同士のつながりを表してますが、信頼関係の形が違っていて縦か横の繋がりです。

アクティブディレクトリとは、Windowsに付いている、ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理をする仕組みのことです。元締めのコンピュータを用意して、それを使い他のパソコンを統括的に管理できます。この元締めのコンピュータは「ドメインコントローラ」と言って、持っているテリトリーをドメインと言います。また、このドメインは元々のテリトリーの下、より細かく区分けしたテリトリーを作れます。

アクティブディレクトリはサーバーでアカウント一括管理が出来る

アクティブディレクトリはサーバーでアカウント一括管理が出来る アクティブディレクトリは、サーバーでユーザーアカウントを一括管理が可能で、これを使わないとユーザー管理はパソコンごとにユーザー名とパスワードを持っているため管理がばらばらになります。

アクティブディレクトリを使うと、一括管理可能で、パスワードは見られませんがわからなくなった時には、管理者がリセットすることも可能です。たくさん増えるほどこの機能は便利で、会社内のパソコンなどの設定や、他のセキュリティ関連の設定なども一括で行えます。会社全体の節電対策のために、社員全員のディスプレイを10分後に切ってしまう設定にしたい時でも、管理者がそれを行えます。翌日、社員が出社しても、前日に管理者が設定しておけば自動でPCに反映されて、画面には何の表示もされないため無意識の中で変更がすることも出来ます。

色々なことがまとめて一括で管理が出来るため、大きな手間や時間を軽減出来ますし、社員が数十人の中小企業から数千人以上の大企業まで便利に使えます。